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希望新聞

東日本大震災 被災地を描く 宮城・南三陸町 「危険情報」伝達の難しさ

曹さんが描いた南三陸町の市街地(2011年5月28日)

 東日本大震災で人口の5%近くが犠牲となった宮城県南三陸町。「震災遺構」として残すかどうかをめぐり、のちに町民だけでなく全国的な関心を集めることになる町防災対策庁舎がある市街地に、神戸市長田区の建築家、曹弘利(チョホンリ)さんら関西の建築家グループが入ったのは、震災から2カ月余りがすぎた晩春だった。

 津波で破壊された建物の残骸を撤去するボランティアとして町を訪れた曹さんは、どうしても市街地を描いておきたかったという。

 津波は当初、「高さ6メートル」と予想されていたが、市街地に到達した時には10メートルを超えていた。町長と町職員ら53人が屋上に避難した町防災対策庁舎と同様、3階建て建物の屋上に避難した人たちは、孤立し、多くが建物を覆う濁流にのまれた。そして、町防災対策庁舎で犠牲となった町職員の遺族らが、町長を業務上過失致死容疑で刑事告訴する事態にまで発展した。

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