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囲碁の最年少棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)が10日、人材育成事業を展開するグロービス(東京都千代田区)が開発中の囲碁AI(人工知能)「GLOBIS-AQZ」と大阪市内で対局した。213手の熱戦の末、仲邑初段が中押しで敗れた。普段の勉強でAIも使っている仲邑初段は終局後、「(相手は)強かった」と悔しそうだった。AQZ開発者の山口祐さん(32)は「コンピューターが苦手なコウ争いで(優劣を示す)評価値の推移を見られたのは収穫だった」と話した。
日本棋院の理事を務める堀義人・グロービス代表が中心となり、若手棋士の育成と囲碁AIの世界一を目指すAQZプロジェクトを発足、今年2月からシステム開発を始めた。
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