メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

黒武御神火御殿-三島屋変調百物語六之続

/334 第四話 黒武御神火御殿=宮部みゆき 題字・絵 藤枝リュウジ

「近くの人家に運び込まれ、火傷(やけど)の手当てをしてもらって、私がいったん正気づいたのは、その翌日のことでした」

 甚三郎が名乗り、生家のお店のことや、目白のどこかの農家にいるはずのお吉(きち)のことをしゃべると、親切な人がすぐお吉を尋ね当てて報(しら)せてくれたので、

「私はお吉の家に移してもらって、それから半年ばかりは療養に専念しました」

 お吉のところに移る際には、戸板に乗せられていった。無心を企てていたあの日を思い出し、横たわったまま…

この記事は有料記事です。

残り695文字(全文916文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 8月にSNSで知り合い、事件当日に初めて会う メッセージ削除か 殺人容疑で逮捕の私立大生 池袋女性遺体

  2. ファミマ店員がコンビニ納税を着服 手続き後に取り消す 8件で12万円 石川

  3. 男子高校生を買春容疑、小学校長ら逮捕「欲望を抑えられなかった」

  4. 池袋の女性遺体 殺人容疑で大学生逮捕 「手で首を絞めた」 

  5. 北九州市最大のソープランド摘発 経営者ら売春防止法違反容疑で逮捕

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです