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はやぶさ2 弾丸発射を確認 JAXA「2回目の着陸は成功」

探査機「はやぶさ2」が弾丸を発射したことを示す機器の温度上昇のデータを示す久保田孝・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所研究主幹=相模原市中央区で2019年7月11日、永山悦子撮影

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、小惑星リュウグウへの2回目の着陸に挑んだ探査機「はやぶさ2」について、着陸時にリュウグウの物質を採取するための弾丸が発射されたことを確認したと発表した。JAXAは「はやぶさ2の小惑星リュウグウへの2回目の着陸は計画通りに実施され、成功した」と発表した。

 探査機の状態は正常という。弾丸発射が確認されたことで、世界で初めて小惑星の地下にあった物質を採取できた可能性がさらに高まった。はやぶさ2は、今年2月に続く着陸成功となる。2020年冬、2度の着陸で採取した試料とともに地球へ帰還する予定だ。

 はやぶさ2は着陸の際、機体下部についている筒状の採取装置「サンプラーホーン」の先端がリュウグウへ触れたことを検知すると弾丸を発射する。リュウグウは重力が非常に小さいため、弾丸によって砕かれた物質が舞い上がり、そのまま筒に沿ってはやぶさ2の探査機内部へ導かれ、採取できると考えられている。

 はやぶさ2はこの日、今年4月に衝突装置を使って作ったクレーター近くを狙って着陸した。クレーター周辺には、小惑星の地下からの噴出物が降り積もっているとみられている。小惑星は太陽系ができたころの姿を残す天体とされているが、表面は太陽や宇宙線によって変質している可能性が高く、地下にある物質こそ太陽系初期の姿を残している可能性があるのではないかと考えられている。このため、はやぶさ2はリュウグウに人工的にクレーターを作り、小惑星の地下にある物質の採取を目指すミッションに挑んだ。【永山悦子】

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