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「漫画村」元運営者 昨春聴取受けた直後に出国 

「漫画村」事件の構図

 人気漫画を無断で公開していた海賊版サイト「漫画村」(昨年4月閉鎖)の著作権法違反事件で、サイト運営管理者の星野路実(ろみ)容疑者(27)が昨年春に福岡県警などによる任意の事情聴取を受けた直後に日本を出国していたことが、捜査関係者への取材で判明した。事件には10人以上の若者グループが関与していたとみられ、県警などは、フィリピンで拘束されている星野容疑者が送還され次第、逮捕し、全容解明を目指す。

 捜査関係者によると、福岡県警などは昨春、星野容疑者を任意で聴取し、著作権法違反容疑で関係先などを家宅捜索してパソコンやスマートフォンなどを押収した。星野容疑者はサイト運営への関与を否定したとみられるが、直後に日本を出国。複数の国を転々として逃亡を続けたとみられ、今年5月に入国したフィリピンから今月7日、香港に出国しようとしたところをフィリピンの入管当局に拘束された。

 一方、事件には星野容疑者と同年代の20代を中心とした10人以上のグループが関与しているという。県警などは星野容疑者の友人の男女2人を逮捕し、星野容疑者を含む2人の逮捕状を取っている。

 捜査関係者によると、メンバーは手分けして、ネット上に出回る数万冊分の海賊版画像などを組織的に収集し、漫画村に掲載していた可能性が高い。星野容疑者は漫画村の広告収入などで得られた多額の収益を、グループのメンバーに分配していたとみられる。【中里顕】

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