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データで見る囲碁

先手の黒番が有利な囲碁 ハンディの設定が正しいか確認してみた

2018年の国内棋戦結果

 将棋は、プロの公式戦で先手の勝率が52~53%と、先手がやや有利なゲームと言われる。石で囲った陣地の広さを競う囲碁は、先に着手する黒番がそもそも有利なため、白番に「コミ」と呼ばれるハンディキャップを与えてバランスを取っている。コミは国によって異なり、日本では「6目半」。これでバランスは本当に取れているのだろうか? 日本棋院の昨年1年間の公式戦データから検証してみた。【丸山進】

 2018年の1年間に打たれた日本棋院の公式戦は4210局あり、黒番が2068勝、白番が2142勝。74勝多く勝った白の勝率は50・9%。内訳は、一方が途中で勝ち目がないと判断して投了した「中押し勝ち」が2901局(黒1444勝、白1457勝)と約7割を占める。次いで、最小差の「半目勝ち」の203局(黒105勝、白98勝)となっている。

 ここで、囲碁の基本的なルールを記しておくと、囲碁は1マスを「1目(もく)」と数える。「コミ」は終局後にお互いの陣地の広さを数えた後、白に加えられる。例えば、盤面の陣地が黒50目、白45目だったとすると、白はコミの6目半を足して51目半となり、黒の50目を差し引いて「白の1目半勝ち」となる。「半」は引き分けをなくすための工夫だ。

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丸山進

これまで東京学芸部や東京経済部などで取材。現在は学芸部で囲碁、将棋を担当する。以前は放送分野を取材したことも。

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