金魚電話ボックス

訴え棄却 山本さん「がっかり」 商店街組合「妥当な判決」 /奈良

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
判決後、記者会見に臨んだ原告の山本伸樹さん(左)=奈良市で、小宅洋介撮影
判決後、記者会見に臨んだ原告の山本伸樹さん(左)=奈良市で、小宅洋介撮影

 大和郡山市の柳町商店街に設置されていた「金魚電話ボックス」について、奈良地裁が11日、「著作権侵害はなかった」と判断し、訴えを棄却した。原告は大阪高裁に控訴する意向で、金魚産地を象徴するアートを巡る論戦は、さらに続く見通しだ。【加藤佑輔、小宅洋介】

 原告の美術作家・山本伸樹さんは判決後に記者会見し、「非常にがっかりした。僕の主張に近い結論が出るように頑張っていく」と話した。山本さんの代理人弁護士は「現代美術における表現が法的な保護を受ける範囲が、極めて狭まる」と判決に疑問を呈した。

 一方、商店街組合側は「著作権法の本質を踏まえた奥の深い妥当な判決だったと思う」とコメント。再設置については現時点では全く白紙の状態だという。

この記事は有料記事です。

残り403文字(全文718文字)

あわせて読みたい

ニュース特集