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結婚10年、「夫の姓」に今も違和感 女性記者が考えた夫婦別姓

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参院選の党首討論会で選択的夫婦別姓を認めるかを問われ、1人だけ挙手をしない構図となり安倍晋三首相は苦笑。争点の一つになっている=東京都千代田区の日本記者クラブで2019年7月3日午後2時59分、藤井達也撮影
参院選の党首討論会で選択的夫婦別姓を認めるかを問われ、1人だけ挙手をしない構図となり安倍晋三首相は苦笑。争点の一つになっている=東京都千代田区の日本記者クラブで2019年7月3日午後2時59分、藤井達也撮影

 「名字、どうする?」。約10年前、結婚する時、2歳年上の夫に一応、そう聞いた。結婚して女性の名字が変わることは「当たり前」だと思いつつも、愛着のある自分の姓名を変えることに、少し抵抗があったからだ。

 この問いかけに夫がどういう反応をしたのか、はっきりとは思い出せない。でも、その時「ここで彼の姓は嫌だと言えば、雰囲気を壊す。彼の気を害するかもしれない」と感じ、それ以上議論しないことにしたのは覚えている。夫は38歳になった。

 仕事では旧姓を使用しているものの、病院など普段の生活で呼びかけられるのは夫の姓。10年たった今でも「自分ではない」ような違和感は拭えずにいる。もしかしたら、夫婦同姓で、しかも夫の姓に変えることが当然という「伝統」が、多くの女性に無言の抑圧を強いているのでは。あらためて夫婦同姓、選択的夫婦別姓の歴史を振り返り、考えてみた。

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