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一日限りの「注文をまちがえる喫茶店」 認知症の人が接客 楽しい記憶を

熱心に接客するスタッフ(手前)=兵庫県丹波市山南町南中の「だんない」で=2019年7月10日、丸井康充撮影

 認知症の人が接客する「注文をまちがえる喫茶店 だんない」が10日、一日限りで兵庫県丹波市山南町南中にオープンした。店は認知症の人がさまざまな人や地域とふれあい、楽しい記憶を感じてもらおうと設けられた。

 「だんない」は丹波地方で「気にしない」「かまわないよ」といった意味。店は市社会福祉協議会職員や自治会関係者、保健師、社会福祉士、栄養士ら6人からなる実行委が企画した。法橋聡委員長が「認知症になった母親に受け身ではなく積極的に人とふれあう機会を持たせてあげられればよかった」との思いから各方面に呼びかけ、協力を得た。現在、市内のお年寄り約10人が「カフェスタッフ候補」だという。

 この日は女性2人がスタッフを務め「いらっしゃいませ」「何になさいますか」「しばらくお待ちください」などと熱心に接客していた。

 開店に際して法橋委員長が「初日でばたばたすると思うが、今後につながるよう頑張ろう」と激励。スタッフを務めた女性(82)は「緊張してどきどきしているが精いっぱいやりたい」と決意を述べた。

 コーヒーやハーブティー、緑茶など飲み物とせんべいのセットで200円。次回は9月1日に開く予定。問い合わせは市南部地域包括支援センター(0795・78・9123)。【丸井康充】

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