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岐阜市長が教育基本方針「見直す」 中3いじめ自殺で第三者委初会合

岐阜市いじめ問題対策委員会の初会合で、諮問書を橋本治委員長(右)に手渡す早川三根夫教育長=岐阜市役所で2019年7月12日午後6時35分、高橋龍介撮影

 岐阜市立中3年の男子生徒(14)が自宅近くのマンションから転落死し、学校でいじめを受けていたことが判明した問題を受け、市教委の諮問による第三者委員会が12日、市役所で初会合を開いた。年内をめどに、いじめの実態などの調査結果をまとめる。

 教育学者や弁護士ら5人で構成する「いじめ問題対策委員会」(委員長=橋本治・元岐阜大教授)で、副委員長には愛知県西尾市で1994年に起きたいじめによる自殺で中2の息子を亡くした大河内祥晴さんが就いた。

 早川三根夫教育長は「委員会で真実を明らかにすることがせめてもの償い。厳しく問題点をえぐり出していただきたい」と要請。いじめの事実関係▽学校の対応の事実関係▽いじめと死の関係▽実効性ある再発防止策――の4項目の真相究明と提言を求めた。

 会合は非公開で行われた。終了後、橋本委員長は取材に「3年生と生徒が所属した部活動の部員約200人分のアンケートの9割が回収され、未開封のまま預かった。いじめを目撃した生徒への聞き取りや1、2年生へのアンケートもする方針が決まった」と話した。次回は2週間後。

 会合に先立って柴橋正直市長が記者会見を開き「市の教育にさまざまな問題があることが明らかになった」とし、専門家でつくる「市教育再生会議(仮称)」を新設する方針を明らかにした。おおむね1年以内に会議の答申を受け、2015年に定めた市の教育基本方針(大綱)を見直す。

 転落死について、岐阜県警は自殺した可能性があるとみて調べている。市教委は生徒がいじめを受けていたことを認めている。【高橋龍介、横田伸治、沼田亮】

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