エアコン清掃時に洗浄剤が十分に洗い流されなかったために「化学物質過敏症」を発症したとして、東京都内の女性が清掃業者に約1600万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁(伊藤繁裁判長)が女性の主張を認め、約1300万円の支払いを命じる判決を言い渡した。エアコンの清掃ミスと化学物質過敏症との因果関係が認められるのは珍しいという。提訴から約4年。女性はめまいや食欲不振などに苦しみながら裁判を闘い、業者側の控訴はなく勝訴が確定した。「原因が分からず、泣き寝入りせざるを得なかった人たちもいる。判決が参考になれば」と語る。【東京社会部・蒔田備憲】
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