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一回から「ニュー村田」が炸裂、完璧なリベンジ

二回、ロブ・ブラント(左)にパンチを浴びせる村田諒太=エディオンアリーナ大阪で2019年7月12日、猪飼健史撮影

WBAミドル級タイトル戦(12日、エディオンアリーナ大阪)

 ○村田諒太(二回2分34秒TKO)ロブ・ブラント●

 チャンスと見るや、村田は一気に出た。二回にダウンを奪った後、ラッシュをかけてブラントをロープに追い立て、最後に右を2発見舞ってレフェリーストップを呼び込んだ。勝利後に肩車をされて「ホッとした。うれしさはしばらくしたら出ると思う」と喜んだ。

 一回、相手のパンチをもらっても、前に出続けてに左ボディーフックや右ストレートを繰り出した。そして二回、右ストレートでぐらつかせてラッシュをかけ、左フックでダウンを奪う。序盤にペースを握られて大差の判定で敗れた約9カ月前の反省を生かし、最初から攻め続けた。

 今回から指導を受けるベネズエラ出身のリナレス・トレーナーから初戦について「上体を起こされている」と指摘された。上体が立ったままでは接近できない。ファイター型の村田にとり、前傾姿勢で前に出る本来のスタイルを取り戻せばいい。この日は王者が予想外に前に出てきて「パンチをもらって危ういなとも思った」が、上体を起こさず、下半身に力を込めて打つことだけを意識した。

 浜田剛史・帝拳ジム代表は「相打ちなら村田の方が強い」と勝算をはじいていた。「最後になるかもしれない。後悔はしたくなかった」と背水の覚悟で臨んだ村田。進退の懸かる試合を制して「今は帝拳に王者は自分しかいない。そのバトンをつなげるよう頑張りたい」と誓う。今度こそ長期政権を築くつもりだ。【飯山太郎】

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