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盤石の王者・拳四朗「強い挑戦者のみなさん、どんどん挑戦して」

ジョナサン・タコニン(下)にTKO勝ちした拳四朗=エディオンアリーナ大阪で2019年7月12日、猪飼健史撮影

WBCライトフライタイトル戦(12日、エディオンアリーナ大阪)

 ○拳四朗(四回1分TKO)ジョナサン・タコニン●

 王者としての成長を示す盤石の勝利だ。序盤に攻め立てられ、想定より近い距離で戦いを強いられた拳四朗だったが、ものともせず打ち勝った。得意の左ジャブを駆使し、最後は右ストレートで仕留め「強い挑戦者のみなさん、どんどん挑戦してきてください」と満面の笑みを見せた。

 一回に相手サウスポーとの距離感をつかみつつも「思ったよりパンチをもらい、勢いにのまれた」。だが、二回、三回と進むに連れて攻められる場面は減り、再三右アッパーで相手の顔面を捉えた。

 三回には偶然のバッティングで相手が右目上から流血し減点されたが落ち着いていた。四回、ワンツーで攻め立て、すれ違いざまに打ち下ろし気味の右ストレートを顔に当てて「意識せずに流れで倒せた」とダウンを奪い、レフェリーストップ。「八回までに倒せればベスト」との言葉を半分で実践し「有言実行できた」と喜んだ。

 拳四朗は「的確に当て、確実に避ける」ことが基本スタイル。それをさせまいと、相手は捨て身で前に出てきたが、父で所属ジムの寺地永会長は「その距離感がむしろ、相手のあだになり早く倒せた」と分析した。接近戦での強さも見せた拳四朗は「一つ、成長できたかな」。

 6度の防衛は日本選手では現役最多。目標に掲げる具志堅用高が持つ男子世界王座防衛の日本記録「13回」に向け「まだ半分。スタート地点に立ったくらい」と語る27歳の世界王者は、今が伸び盛りだ。【田中将隆】

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