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楽庫・歌謡ラボ

冠二郎「さみだれ」

 <楽庫(らっこ)>

 演歌は子供には歌えない、という作家や歌手は多い。清濁併せたテーマや心情の小さな変化を微妙にとらえた詞が多くて、歌唱の個性を出すのに、人生経験がものをいうからであろうか。しかし、体を壊してまで大人ぶることはない。冠二郎は、新曲「さみだれ」(コロムビア)の録音を行っている期間に心臓を手術していたのだ。

 「1984年にアルコール性肝炎で死ぬ直前までいった。2013年には口腔(こうくう)がんを患った。昨…

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