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皇位継承に伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の調度品として供えられる麻織物「麁服(あらたえ)」の材料となる大麻の刈り取り作業が15日、徳島県美馬市木屋平(こやだいら)地区で始まる。住民らは伝統を守ろうと栽培に取り組んできたが、過疎化が進むなか「人も資金もぎりぎり」という綱渡りの作業が続いている。【高島博之】
麁服は、阿波国の古代氏族・阿波忌部(いんべ)氏が調達を担当したことが平安時代の儀式書などに記され、子孫の三木家が役割を務めてきた。今回も同地区の標高約550メートルにある三木家の約600平方メートルの畑で栽培する。4月に種をまいた大麻は青々と葉を茂らせ、約2・5メートルに成長して刈り取りを待つ。
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