ハンセン病

家族訴訟 「思い伝わった」「首相 苦労聞いて」 月内にも補償協議

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首相談話を受けての記者会見に臨む(左から)原告団の黄光男副団長、林力団長、奥晴海さん、原田信子さん、弁護団の八尋光秀共同代表=衆院第2議員会館で2019年7月12日午後2時21分、藤井達也撮影
首相談話を受けての記者会見に臨む(左から)原告団の黄光男副団長、林力団長、奥晴海さん、原田信子さん、弁護団の八尋光秀共同代表=衆院第2議員会館で2019年7月12日午後2時21分、藤井達也撮影

 ハンセン病に対する根深い差別・偏見と闘ってきた元患者家族が、自らの手で全面解決への新たな道筋を切り開いた。家族への差別を放置した国の責任を認めた熊本地裁判決は、国と原告の双方が期限の12日までに控訴せず、確定。家族たちは、「心からのおわび」を表明した安倍晋三首相の談話を「私たちの思いが伝わった」と受け入れ、真に差別のない社会の実現に思いをはせた。【服部陽、蒔田備憲】

 12日午後、東京・永田町での原告団・弁護団の記者会見。原告の一人、原田信子さん(75)=岡山市=は「本当にうれしい」と声を震わせた。

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