「応仁の乱」(中公新書)などで知られる歴史学者で国際日本文化研究センター助教の呉座勇一さんに、作家・百田尚樹さんのベストセラー「日本国紀」(幻冬舎)について聞くシリーズの第2回。昨年11月の発売当初から「日本国紀」に寄せられていた「参考文献が掲載されていない」という批判をどう考えるか聞いた。【大村健一/統合デジタル取材センター】
――日本国紀に参考文献一覧が載っていないことについてはどう考えていますか。
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