所属の人気芸人が反社会的勢力(反社)のパーティーに会社を通さず出席して謝礼を受け取っていた問題で、吉本興業ホールディングスの大崎洋会長(65)が毎日新聞の取材に応じた。大崎会長は、「残念無念。反省してもう一度顔を上げるしかないと思っている」として、反社との関係断絶などを求める「共同確認書」を7月中に全芸人(約6000人)と交わすことを明らかにした。一方で、ほとんどの芸人との契約が口頭である点については、変える必要がないと強調した。
大崎会長は、「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(49)らの今回の行動について、「よりによって、お年寄りをだました金を、結果として受け取ったというのは大バカ野郎です」とし、当初は金を受け取っていないと宮迫さんらが発言したことについて「ここは一番アカンやろ」と批判した。これまで、反社との関わりを断つための非上場化やコンプライアンス研修などを繰り返してきたが「漏れがあった。より徹底する」と決意を語った。
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