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神奈川・鎌倉 円覚寺で足跡たどる 漱石小説の描写が目前に /東京

JR北鎌倉駅を降りてすぐにある円覚寺の石柱前。ここから階段を上がっていく=神奈川県鎌倉市で

 夏目漱石(1867~1916年)の小説「門」。その終盤の描写は円覚寺(神奈川県鎌倉市)で参禅した体験をもとに描かれている。漱石は禅寺で何を思い、何を見たのか--。「鎌倉漱石の会」の菅佐原智治代表(67)の案内で境内を歩くと、目の前の光景が小説の描写と見事に符合していることに驚かされる。【長谷川隆】

 漱石は1894年12月23日~95年1月上旬の2週間余、寺で老師に参禅した。27歳だった。東京帝大(現東京大)の大学院に入り、高等師範で英語教師をしていた。一方、生き方への漠然とした不安から神経衰弱気味になり、親友の紹介で、円覚寺の門をくぐったという。だが、大した収穫を得られず下山した。この体験は漱石の心中に長く痕跡を残し15年後、小説で再現された。

 菅佐原さんと「円覚寺」の標柱前で待ち合わせ、石段を上がり、総門をくぐった。正面に山門(三門)が威容を誇っている。「この辺りから帰源院に向かう様子はこう描かれている」と言って、菅佐原さんは文庫を取り出した。

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