ルワンダ

虐殺25年(その1) アフリカの奇跡、光と影 発展の裏に独裁

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高層ビルやホテルが建ち並ぶキガリ中心部=小泉大士撮影
高層ビルやホテルが建ち並ぶキガリ中心部=小泉大士撮影

 約100日間で80万人が犠牲になった東アフリカ・ルワンダの大虐殺から25年。この国は今、「ルワンダのCEO(最高経営責任者)」の異名を取るカガメ大統領の下、ICT(情報通信技術)立国として急速に発展する。だが、その体制は言論統制による強権支配に支えられ、政権と対立した人物に対する暗殺疑惑も取りざたされる。「アフリカの奇跡」と呼ばれるルワンダの変貌には、光と影が交錯している。【キガリで小泉大士】

 「A型・Rh陽性の赤血球液を2袋お願いします」。首都キガリの西にある配送拠点に、通信アプリ「ワッツアップ」で約70キロ離れたカバヤの公立病院から注文が届いた。6分後、ユーカリの林とバナナ畑が広がる丘から、血液製剤を載せたドローン(小型無人機)が勢いよく飛び出した。

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