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二つの新薬 製品化した起業家(その2止) 起業家支援が使命

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「toberu(トベル)」の中に立つ久能祐子さん(右)=京都市左京区で、川平愛撮影
「toberu(トベル)」の中に立つ久能祐子さん(右)=京都市左京区で、川平愛撮影

 

新薬で成功、次の夢 直感的に「道」見えた

 京都市に誕生した社会起業家の滞在型育成施設「toberu(トベル)」は、3階建て延べ床面積約560平方メートルに個室、ゲストルーム、図書室などを備える。現在は大手企業7社の20代後半から40代前半の社員9人が暮らしながら、新規事業の準備を進める。トベル開設を導いた米国在住の起業家、久能祐子(くのうさちこ)さん(64)は「日本のトップタレント(優秀な人材)の多くは組織に属している。組織に属したまま起業できるようになれば、日本型イノベーション(革新)が爆発的に増えると期待している」と語る。

 施設のモデルとなったのは、久能さんが2014年に創設した米国のワシントン北西部、ジョージタウンにある「ハルシオン・インキュベーター」だ。

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