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今週の本棚・新刊

『呪いの言葉の解きかた』=上西充子・著

 (晶文社・1728円)

 知らないうちに人の思考や行動を束縛し、不自由にする言葉がある。例えばブラック企業の社長が「嫌なら辞めれば?」と言う。言われた社員は「文句を言わず我慢して働き続ける」か「辞める」か二者択一に追い込まれる。不当な働き方を強いられているという問題の本質や、働きながら待遇改善を求める選択肢は隠される。

 著者はこうした言葉の「呪い」を分析し、束縛を断つ切り返し方を伝授する。労働問題に詳しく、国会での政…

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