新聞を取ったこともない監督のヒット映画「新聞記者」が描く人間と政治

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報道と権力の対峙(たいじ)を描いた映画「新聞記者」©2019「新聞記者」フィルムパートナーズ
報道と権力の対峙(たいじ)を描いた映画「新聞記者」©2019「新聞記者」フィルムパートナーズ

 報道と権力の対峙(たいじ)を描いた映画「新聞記者」が、興行成績ランキング(興行通信社)でトップ10入りするなど、ヒットしている。日本で社会派映画の商業的な成功は難しいと言われる中、異例の人気だ。なぜこの映画は作られたのか。トークイベントで、プロデューサーと監督が思いを語った。【今村茜/統合デジタル取材センター】

 映画は、国家戦略特区での大学設立をめぐる疑惑を追って権力と対立する女性新聞記者(シム・ウンギョン)と、国家公務員としての生き方に苦悩する若手官僚(松坂桃李)を描くサスペンス。フィクションだが、加計学園問題など現実に起きていることを連想させるエピソードが随所に織り込まれている。東京新聞・望月衣塑子記者の著書「新聞記者」をベースにしているという。

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