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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『食の実験場アメリカ』鈴木透・著

◆『食の実験場アメリカ ファーストフード帝国のゆくえ』鈴木透・著(中公新書/税別880円)

 近所にある立ち飲み屋の店主は、20代の数年間、アメリカの鮨屋で働いていたことがあるそうだ。日々、カリフォルニアロールを巻きまくりましたよ、との思い出話を聞きつつ飲む。『食の実験場アメリカ』で丹念に辿(たど)られる歴史の一部に、今、私の目の前にいる人も関わっていたのだと分かると感慨深い。

 アボカドやきゅうり、カニを具にして、海苔(のり)を裏巻きにしたカリフォルニアロールは、かの国ならではの食べもののひとつだ。なぜならば「アメリカの食文化の原点は、異なる要素を創作的に自由に組み合わせてどこにもない混血料理を作り出すこと」にあるから。

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