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「本・人・まち」つなぐ

映画「ニューヨーク公共図書館」 随所で弱者に寄り添う /岐阜

 映画「ニューヨーク公共図書館」が今話題となっている。多くの新聞や雑誌でも取り上げられていて、東京、大阪など大都市の映画館が満員御礼と聞く。しかし、淡々と描かれたドキュメンタリーはかなりな長編だ。地味でどこか暗いイメージを持たれることの多い図書館が、なぜこんなに注目されているのだろう。

 そう思って映画を見た私は1回目は見ているだけだったのが、2回目には思わずメモを取る手が止まらなくなった。分館を含めれば全部で90館を超える図書館で繰り返される、多様なサービスの模様が淡々と映し出されていく。「人力グーグル」のように電話で市民からの問い合わせに即座に答える辣腕(らつわん)の司書たち。がんに関わる本を読み込む中年男性。就職のための仕事を紹介するイベント、シニアのダンス教室、小説家や科学者の講座など。市民の喜怒哀楽にあふれた顔のラッシュが画面にあふれる。

 図書館というよりも人が集う公民館にも近い気がする。市民の暮らしを広くサポートするのが図書館なのだと…

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