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市民団体の魅力高める脇役 デザインで社会貢献 NPO広報活動支援、アートディレクター・林田全弘さん /大阪

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アートディレクターの技能を生かしNPOの広報物制作を支援する林田全弘さん=大阪府高槻市のデザイン会社・ガハハの事務所で
アートディレクターの技能を生かしNPOの広報物制作を支援する林田全弘さん=大阪府高槻市のデザイン会社・ガハハの事務所で

林田全弘(はやしだ・まさひろ)さん(40)=大阪市

 坊主頭に黒縁の丸眼鏡。どこかで見たような。映画「プラダを着た悪魔」などで知られる米国の名脇役、スタンリー・トゥッチ氏を意識しているそうだ。

 アートディレクターの技能を生かし、NPOを引き立てるようなチラシやロゴなど広報物を手弁当で制作する。その数は14年間で延べ約60団体、160件以上という。「続けたいとか辞めようとか考えたことがない。10代の頃の夢がかなっているので」と目を細めた。

 夢は、小さなわだかまりから生まれた。1997年に発生した露タンカー、ナホトカ号の重油流出事故。高校卒業後の春休み、初めて災害ボランティアに入った。受付で「何かできることは」と尋ねられ、「大きな声が出せるのと体力に自信がある」としか言えなかった。周りでは、タクシー運転手や整体師ら社会人が職能を生かし、きびきび活動していた。「これができるって言える人間になりたい」

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