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医師不足

人口減に拍車 「田舎で老後 送れない」 病院縮小、地域医療に悪循環

夜間や休日の救急患者受け入れを停止した「なめがた地域医療センター」=茨城県行方市で6月7日

 医師が過疎地から相次いで去り、地域の人口減少に拍車をかけているとの指摘が出ている。病院までの距離が遠くなり、交通手段も確保できなければ、その地域に住み続けられるだろうか。人口減少が深刻となる中、どう乗り切ればいいのか。【熊谷豪】

 農業県で知られる茨城県。行方市は霞ケ浦と北浦の二つの湖に囲まれた人口3万3000人ほどの自治体だ。地域医療の拠点である「なめがた地域医療センター」の5階建ての建物は、広大な田んぼの真ん中にそびえ立つ。だが、近くに住む女性(76)が、夫のがん闘病の「伴走者」に選択したのはここではなかった。

 選んだのは、車で約1時間も離れた土浦市の中心部にある病院だ。県南部の中核都市で、人口は行方市の約4倍。医療圏も異なるが、会社務めの長男(45)の自宅や勤務先が近く、「何かあった時に頼れる」と考えた。

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