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私の社会保障論 老後「2000万円不足」=日本リハビリテーション学舎理事長・宮武剛

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審議会は役に立つのか

 政府や行政の、各種審議会、検討会は乱立気味である。政策や方針を裏打ちし、追認するだけ、との批判は根強い。だが、筆者が参画し、一定の役割を果たした体験もある。

 働く女性の増加等を背景にした厚生労働省の「女性と年金検討会」(2000~01年)は課題を総ざらいした。

 委員16人(うち女性9人)が合意した代表例は、離婚時の年金権の分割で、その後、法制化された。意見が分かれたのは、専業主婦は保険料負担なしに基礎年金を得られる「3号被保険者」問題で、廃止か改良か、激論を重ねた。

報告書は、今も参考にされ、時代の要請に応じ、自由な立場で先行きを考える大事さを実感した。

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