最新鋭マシンか伝統の技か 開票どちらが早く正確か 近づく参院選本番

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 参院選の投開票日となる21日、候補者たちの運命を決める開票作業が午後8時以降にスタートします。機械化が進む開票作業ですが、人の目と手による開票のノウハウを磨いている自治体もあります。最新鋭の開票マシンか、伝統の技か。今回はどちらが正確に速く票を数えるのでしょうか。

1分間に660枚を仕分け

 選挙機材大手「ムサシ」(本社・東京都中央区)は選挙関連事業に参入しておよそ半世紀になります。開票時に100票ごとに整理する計数機や、投票人数を数える機能がついた投票用紙の交付機は、投開票の事務の効率化に貢献してきました。中でも画期的だったのが、2001年に販売を始めた投票用紙の読み取り分類機です。開票作業の最初に投票用紙の向きをそろえ、候補者・政党などの別に仕分ける作業が大幅に省力化されました。

 取材に訪れると、篠沢康之広報室長が最新の分類機を紹介してくれました。試しに150票ほどの投票用紙を機械にかけると、自動的に仕分けが始まりました。セットした用紙の上下や表裏はまちまちで、手書きされた候補者名は、漢字、平仮名、カタカナ、仮名交じり、縦書き、横書きと字体もばらばらです。分類機は止まることなく、15秒ほどで仕分けが完了しました。「人の手の比じゃないですよ」。篠沢さんの表情は自信にあふれて…

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