森鷗外の医学資料を発見 医者の心構え説く 津和野の記念館

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森鷗外(森鷗外記念館提供)
森鷗外(森鷗外記念館提供)

 島根県津和野町出身の文豪・森鷗外(1862~1922年)の著作などをまとめた鷗外全集(岩波書店)に未収録の文章が森鷗外記念館(同町町田)の所蔵資料調査で確認された。明治時代の医学書に寄せた序文で、軍医でもあった鷗外が医者の心構えを説いた内容。館長の山崎一穎・跡見学園理事長は「鷗外の医学資料は研究者視点の専門的な内容が多い中、医者としての姿勢がうかがえる貴重な資料」としている。

 同町は2017年7月、埼玉県の収集家から約7500点の鷗外関連資料を購入し、記念館で調査していた。序文は1891年4月に出版された笠原光興纂著(さんちょ)の「新纂診断学」に森林太郎の本名で3ページにわたり、約400字の漢文で書かれている。

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