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どっちが助演女優賞!?自民・三原じゅん子氏と立民・蓮舫氏 女性議員のバトルがヒートアップ

参院本会議での演説で、安倍晋三首相の問責決議案を出した野党を非難する自民党の三原じゅん子氏。首相は政見放送でこの演説を褒めちぎった=国会内で2019年6月24日、川田雅浩撮影

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 応援弁士として全国を回る自民党女性局長の三原じゅん子参院議員(54)と立憲民主党副代表の蓮舫参院議員(51)が16日、それぞれ東京都と兵庫県で女性候補の応援に入った。国会での「恥を知りなさい」発言が話題を呼んだ三原氏は、永田町関係者から「今秋に初入閣を果たすのでは」との声も。選挙後も視野に入れた与野党の女のバトルが熱を帯びている。

    参院決算委員会で質問する立憲民主党の蓮舫参院幹事長=国会内で2019年6月10日午後2時13分、川田雅浩撮影

     接戦とされる地方を主に回ってきた三原氏はこの日、公示後初めて東京入り。元女優らしく情感を込めて「衆参のねじれをつくらない、安定した政治を続けていくことが私たちに課せられた使命」と熱弁を振るった。

     選挙戦の直前、参院本会議で安倍晋三首相への問責決議案を提出した野党を「恥を知りなさい」などとこきおろし、話題を呼んだ。公示前の街頭演説では逆に「恥を知れ!」とのヤジも飛んだ。三原氏は「流行語みたいになってしまって」と苦笑いしつつ「内容が伝わるならマイナスとは思わない」という。

     安倍首相との対談形式をとる政見放送も、注目を集めている。首相の外交手腕やアベノミクスなど、実績を徹底的に持ち上げる演出にはネット上などで「芝居がすぎる」「やり過ぎ」と冷ややかな声が上がる。

     三原氏がこの日応援した丸川珠代氏は、民主党政権時代の参院本会議で当時の鳩山由紀夫首相に「ルーピー(愚か者)」とヤジを飛ばした。遠慮のない物言いに安倍氏の評価が上がったとみられ、政権奪取後の15年、参院2期目にして環境相に抜てき。五輪相も歴任した。秋口とみられる次の内閣改造では、参院2期目の三原氏の“丸川ルート”の初入閣も急浮上する。

     政治アナリストの伊藤惇夫氏は「“恥を知れ”なんて言葉はいつか自分に返ってくる。でも攻撃的な発言を好む首相の性格を考えれば、入閣はあるかもしれない」と語る。女性局長として三原氏は苦戦を実感しており「終盤も女性候補の応援になるべく入れるようお願いしている」と強調。野党が指摘する女性候補者の少なさには「だからこそ、出ている候補を絶対に勝たせたいという思いが強い」と力を込めた。

     一方の蓮舫氏はこの日、兵庫県西宮市で同選挙区の安田真理氏ら女性候補2人を応援。白いジャケット、ブルーのシャツに身を包み「女性の思いを国会に届けたい。国会の男女比率は9対1。せめて5対5にしたい」と訴えた。安田氏の応援は3度目で、最終日の20日にも予定。安田氏も感謝の思いが強く、県連幹部によると、当選すれば“蓮舫派”入りとなる可能性は高い。

     蓮舫氏も参院1期目終盤で民主党菅政権の行政刷新担当相に抜てきされ、民進党代表も務めた。陣営によると今回、女性候補の擁立に積極的に動いており、結果次第では「ポスト枝野」候補に浮上するとの見方もある。

     さまざまな思惑が渦巻く参院選。“助演女優賞”獲得に躍起だ。

     《割合は過去最高、女性候補の情勢》今回の参院選は、女性候補者が104人で、全体に占める割合は過去最高の28.1%となった。注目女性候補について、政治評論家の有馬晴海氏は「自民党の橋本聖子氏や丸川珠代氏らの大臣・要職経験者はリードで間違いない。市井紗耶香氏も、立憲の中からは一歩リードだろう」とした。

     各選挙区は、与党・男性VS野党・女性の候補者構図が多いが「男女というよりは、自民党候補者が押してきている選挙区が多い」と分析。「女性候補が多いのは一見華やかだが、選挙戦が全体的におとなしい。女性は子育て、社会保障などの政策になりがち。経済、外交など骨太の政策を語れる候補が出てほしい」と話した。(スポニチ)

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