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演劇

市川由紀乃、初座長公演 「昭和継承」をくっきり演じきる=評・川崎浩

 美空ひばりと並ぶ昭和の歌姫といえば、島倉千代子が筆頭だろう。1938年生まれで、デビューは55年、2年後には「紅白」出場を果たすのだから、やはり天才である。2013年11月没、今年が七回忌である。

 市川由紀乃は、初座長というプレッシャーに加え、島倉一代記で本人を演じるという重責を担うことになった。芝居は、観客席を巻き込んだ歌唱シーンがほとんどで、14歳から75歳までという長い時間を演じる。第2部には、1時間以上のコンサートが控えている。だが、市川は周囲の心配を笑うがごとく、余裕すら持って2週間を演じきった。

 大ヒットこそないが、市川は四半世紀を超えるキャリアを持つ。演歌道を歩きながらも、ジャズやシャンソンに興味を持ち、芝居にもあこがれる「夢多き中堅」である。島倉役も「責任の重さを痛感するが、望んでもできない役。尊敬する島倉さんにほほ笑んでもらえるように」と、たくさんの映像や録音を徹底して研究したという。

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