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欧州委員長、薄氷の選出 「密室選考」に議会反発 政治勢力細分化、調整難しく

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 欧州連合(EU)の欧州議会(定数751)は16日夜(日本時間17日未明)、11月に就任する次期欧州委員長としてドイツのフォンデアライエン国防相(60)を承認した。フォンデアライエン氏は女性初となるEUトップの座を射止めたが、採決では半数をわずかに上回る薄氷の勝利。政治勢力の細分化が進む欧州議会における調整の難しさが浮き彫りになるなかで、人選協議を主導したマクロン仏大統領が存在感を強めた。【ブリュッセル八田浩輔】

 「団結した強い欧州のため努力する」。仏ストラスブールで行われた16日の本会議で新欧州委員長に選出されると、フォンデアライエン氏は安堵(あんど)の表情を浮かべた。ドイツ保守系与党のキリスト教民主同盟に所属し、2005年のメルケル政権発足時から閣僚を務める。英語と仏語にも堪能な国際派で、医師の資格を持ち7人の子供を育てた。任期は英国のEU離脱期限の翌日となる今年11月1日から5年間。女性の進出を阻む…

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