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ブラック・チェンバー・ミュージック

次の朝刊小説 阿部和重「ブラック・チェンバー・ミュージック」 相川博昭・写真 8月1日連載開始

阿部和重さん

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相川博昭さん

 宮部みゆきさんの連載小説「黒武御神火御殿」は31日に終了し、8月1日から阿部和重さんの「ブラック・チェンバー・ミュージック」が始まります。

     阿部さんは1968年山形県生まれで、日本映画学校卒業後、94年にデビュー。「シンセミア」(毎日出版文化賞など)、「グランド・フィナーレ」(芥川賞)などの作品があり、ポップカルチャーで彩る世界観と緻密な構成や描写で知られます。

     「ブラック・チェンバー・ミュージック」は、米朝の駆け引きが続く国際情勢を背景にしたフィクション。日本で散逸した幻の「ヒッチコック論文」を、北朝鮮からの密使と日本人のペアが捜すことになります。謎めいた物語をお楽しみください。

     今回は、写真家・相川博昭さんのカット写真を掲載。街の風景を切り取り、作品のテーマに深く関わる、ある現象にフォーカスします。

    命かけ守る機密情報 作者の言葉

     本作のタイトルはふたつの単語からなりたっている。ひとつは「ブラック・チェンバー」、もうひとつは「チェンバー・ミュージック」だ。「ブラック・チェンバー」は秘密情報部を意味し、「チェンバー・ミュージック」は室内楽をさしている。この二語をピコ太郎的にくっつけてできあがったのが、『ブラック・チェンバー・ミュージック』である。

     タイトルが示すとおり、本作の物語はある秘密情報をめぐって展開する。北朝鮮からの密使によって日本に持ちこまれた秘密は、いくつかの室内でひそかに共有されることになる。情報共有に利用される個室のうちの一室ではつねに音楽が聞こえているはずだ。主人公の男女は、漏えい阻止の徹底を義務づけられるが、それに失敗すれば命の保証はない。

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