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特集ワイド

この国はどこへ これだけは言いたい 作家・丸山健二さん・75歳 戦争を止めるには「自立」必要

作家・丸山健二さん

 「一言で言えば、この国は死に体ですね。救いようがない」--。長野県大町市。天気が良ければ北アルプスも望めるこの地に移り住んで半世紀になる“孤高の作家”、丸山健二さん(75)は、いきなり結論めいたことをピシャリと言った。

 切り出したのは「日本が最も日本らしかった」という戦前、戦中の話だ。

 「もともと精神論だけで勝てると思い込んだ異常な国家で、戦争に突入し、己も敵も知らないから案の定、負けました。ところが、その際、江戸時代まではそれほど重んじられていなかった天皇を神様だと持ち上げた。生きた人間を現人神(あらひとがみ)と呼んだのは世界でも珍しく、それだけ狂信的な国だったわけです」

 スキンヘッドにサングラス。一見こわもてだが、話し始めると冗舌なイタリア人のように止まらない。一つ質…

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