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金言

EUが見せた粘り腰=西川恵

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 仏独首脳の「密約」で決まったにせよ、僅かな票差での承認にせよ、ドイツ国防相のフォンデアライエン氏(60)が欧州連合(EU)の次期欧州委員長に決まったことは、欧州の将来を信じる者たちには力づけられる結果である。

 同氏の決定に、私は2年前にマクロン氏が仏大統領に当選した時のことを重ねた。当時、内にあっては極右の台頭と英国のEUからの離脱決定、外にあってはトランプ米大統領の「自国第一」と、EUは内憂外患にあった。そんな時、多国間主義と開放体制の堅持を訴える欧州統合推進派のマクロン氏の当選は欧州の重い空気を一掃し、EU期待の星となった。

 いま米国との摩擦や、英国のEU離脱の混迷は2年前より深まっている。主要国イタリアでは右派・大衆主義政党が政権を握り、EUに盾突く。欧州に求心力を取り戻すため再びエンジンを吹かさなければならない時、女性初の欧州委員長に欧州統合推進派のフォンデアライエン氏が決まった。

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