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新潟・山形地震

1カ月 被災の温泉地、客足回復 市が独自財政支援

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 新潟県村上市と山形県鶴岡市で震度6強と6弱を観測した地震は18日、発生から1カ月となった。被災地では屋根瓦が落ちた住宅にはブルーシートがかかり、手付かずのままの空き家も多い。一方、両市が独自に財政支援を実施したことで、温泉街を中心に復旧は着実に進み、シーズン最盛期を迎えた観光地にも客足が戻ってきた。

     鶴岡市にある観光地あつみ温泉で、創業約380年の老舗「かしわや旅館」。18日朝、斎藤武大社長(38)は笑顔で宿泊客を見送った。初めて訪れた東京都千代田区の越護啓子さん(60)は「温泉が素晴らしかった。今回は1泊だったが、もっとゆっくり滞在したかった」と名残惜しそうに旅館を後にした。

     6月18日深夜の地震発生時、旅館に客はいなかったが看板や瓦が落下、宴会場や廊下の壁が剥がれるなどした。各旅館に温泉を供給する配管が破損し、温泉供給も受けられなくなり休業。約50人のキャンセルがあったが今月1日、再開した。

     旅館は木造3階建てで、客室は全7部屋。1951年4月に起きた火災で全焼したが、約2年かけ、以前の趣を残し再建した。斎藤さんは「たくさんの人の助けを得ながら受け継いできた旅館。さらに盛り上げていきたい」と話す。

     あつみ観光協会によると、あつみ温泉にある全7旅館では6月27日までに計約8000人の予約取り消しがあった。山形県や鶴岡市は1日から、同温泉に宿泊した客1人当たり3000円を割り引くキャンペーンを開始。7月中旬の宿泊客数はほぼ例年通りに戻ったという。担当者は「シーズンの8月には平年並みのお客さまを迎えられる」と見込んだ。

     一方、村上市観光課によると、海沿いの瀬波温泉でも地震直後から6月26日までに約1100件のキャンセルがあった。ただ、海開きをした現在、予約状況は昨年の8~9割まで回復。新潟県は12の旅館の宿泊者に抽選で次回の宿泊費1万円を補助するキャンペーンを実施し後押しする。

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