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クトゥーゾフの窓から

ウクライナ危機の現場を歩いた(8) 残された傷跡 東部クラマトルスク

5年前には武装勢力に占拠されたクラマトルスク市の中心部だが、平穏を取り戻していた=2019年7月11日、大前仁撮影

 ウクライナ東部では2014年春、ロシアの支援を受けた武装勢力がドネツクなど主要都市の占領を始めた。一部の都市はウクライナ軍が同年夏に解放したが、5年が過ぎても当時の記憶が生々しく残されていた。これらの都市の一つであるクラマトルスクで関係者の話を聞いた。

 親露派の武装勢力がクラマトルスク市庁舎を襲い、占拠したのは14年4月12日だった。ロシアがウクライナ南部クリミアを強制編入してから1カ月となるのを前に、ドネツクなど東部でも混乱が広がり始めていたころだ。「初めのうちはこれが現実に起きていることとは理解できなかった」。5年前の悪夢を振り返ると、女性副市長のスベトラーナ・ファリチェンコさん(54)は表情を曇らせた。

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大前仁

モスクワ支局記者 1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

大前仁

1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

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