発言遮り「極めて無礼でございます」 徴用工問題 河野外相の怒りの伏線は…

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元徴用工問題を巡って、韓国の南官杓駐日大使を外務省に呼び出し、抗議する河野太郎外相=2019年7月19日午前10時26分、秋山信一撮影
元徴用工問題を巡って、韓国の南官杓駐日大使を外務省に呼び出し、抗議する河野太郎外相=2019年7月19日午前10時26分、秋山信一撮影

 「極めて無礼」。河野太郎外相が19日、元徴用工問題を巡り、韓国の南官杓駐日大使を外務省に呼んだ際、韓国側の発言を遮って怒りをあらわにする一幕があった。メディアに公開される面会の冒頭部分で、相手の発言を遮るのは異例だ。あえて儀礼にそぐわない形で抗議した河野氏。その「怒気」には1カ月前の伏線があった。

 19日午前10時過ぎ。韓国が日韓請求権協定に基づく「仲裁委員会」の設置に応じなかったことを受けて呼び出された南氏は、外務省大臣接見室で待たされていた。遅れて入室した河野氏は、南氏から差し出された手を握り「おはようございます」と和やかに切り出したが、その後は一変。厳しい表情で抗議し、南氏はその間、時折、うなずくものの目は合わせなかった。

 南氏の発言の番になり、対照的に南氏を見据える河野氏。緊張感が高まる中、南氏が、日韓の企業が資金を拠出して元徴用工救済のための財団を設立する案に触れ、韓国側の通訳が「この方法を基礎として、より良い解決策を……」と述べると、突然「ちょっと待ってください」と発言を制し、少し腰を浮かせて座り直して南氏に正対した。

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