炎と煙、一気に広がる? 外階段なく逃げ場失ったか 京アニ火災

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爆燃現象のイメージ
爆燃現象のイメージ

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオに男が火を放ち、33人が死亡した事件で、男が火を放った直後に炎と煙が一気に広がり、被害拡大につながったとみられることが、京都府警などへの取材で判明した。可燃性の高いガスが建物内に充満し、爆発的に燃焼する「爆燃現象」が起きた可能性がある。また、死者の6割近い19人は3階から屋上に通じる階段で発見された。建物には避難用の外階段はなく、瞬時のことに逃げ場を失ったとみられ、府警と市消防局は19日午前、現場検証を始め、詳しく調べている。

 市消防局などによると、建物は鉄骨3階建て延べ約690平方メートルで、2007年10月に新築された。府警によると、男は18日午前10時半ごろ、社員ら74人がいた第1スタジオの1階にある正面玄関から侵入。直後にバケツからガソリンのような液体をまき、ライターで火を付けたとみられる。「男が入ってきた直後に爆発した」との証言を府警も得ている。

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