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住友ゴムのアスベスト訴訟、控訴審は全員勝訴 1億円の支払い命じる

判決後に記者会見する原告の左近正子さん(左)と白野光造さん=大阪市北区で2019年7月19日午後2時54分、茶谷亮撮影

 神戸市のタイヤ製造大手・住友ゴム工業の元従業員7人が、アスベスト(石綿)を含む「タルク」と呼ばれる粉などを作業中に吸って健康被害が生じたとして、本人や遺族が同社に計約1億3300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、大阪高裁は19日、7人全員について業務との因果関係を認め、計約1億円の支払いを命じた。江口とし子裁判長は、1審・神戸地裁判決が請求を退けた2人についても、石綿が健康被害の原因と認めた。

 7人は神戸市や大阪府泉大津市の工場で34~45年間、タイヤの成型などに従事した。ゴム同士が接着しないように使うタルクなどを吸い込み、中皮腫や肺がんを発症したと主張。うち6人は既に亡くなっている。

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