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欧州ニュースアラカルト

難産だったEUトップ人事 マクロン大統領が「キングメーカー」となるまで

欧州議会で僅差で承認され、ほっとした表情を浮かべるフォンデアライエン氏=仏ストラスブールで16日、AP

 欧州連合(EU)に初の女性欧州委員長が誕生することになった。欧州議会は16日、秋に交代するユンケル欧州委員長の後任に、ドイツ前国防相のフォンデアライエン氏をあてる人事を承認した。しかし、議会の3分の2を占める親EU派は割れ、必要な半数をわずか9票上回る僅差での選出だった。EUトップ人事はなぜこじれたのか。

 「賛成383票、反対327票、棄権22票」。16日午後7時半、仏ストラスブールにある欧州議会で投票結果が発表されると、フォンデアライエン氏は右手を胸にあてて安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 欧州委員長はEUの法律や予算の提案権限を握る行政執行機関のトップで、EUで最も重要なポストの一つだ。その重責から、歴代の委員長は加盟国の首脳や閣僚を務めた経験豊富な政治家が務めてきた。5年に1度の欧州議会選の結果をふまえてEU首脳会議が選んだ候補を、欧州議会が多数決で選出する。

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八田浩輔

ブリュッセル支局 2004年入社。京都支局、科学環境部、外信部などを経て16年春から現職。欧州連合(EU)を中心に欧州の政治や安全保障を担当している。エネルギー問題、生命科学と社会の関係も取材テーマで、これまでに科学ジャーナリスト賞、日本医学ジャーナリスト協会賞を受賞(ともに13年)。共著に「偽りの薬」(毎日新聞社)。Twitter:@kskhatta

八田浩輔

2004年入社。京都支局、科学環境部、外信部などを経て16年春から現職。欧州連合(EU)を中心に欧州の政治や安全保障を担当している。エネルギー問題、生命科学と社会の関係も取材テーマで、これまでに科学ジャーナリスト賞、日本医学ジャーナリスト協会賞を受賞(ともに13年)。共著に「偽りの薬」(毎日新聞社)。

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