さまざまな民族や宗派が激しく対立し、緊迫の度を増す中東で、「多民族、多宗教の人々が平等に働ける工場」という理念を掲げ成長を続けるイスラエル企業がある。家庭用の炭酸水製造器の世界首位メーカー「ソーダストリーム」だ。
商都テルアビブから南のネゲブ砂漠へ車で1時間強走ると、砂漠北部に位置するラハトの町の幹線道路沿いに真新しい工場が現れた。敷地面積8万6000平方メートル。全世界向けに1日2万8000台の炭酸水製造器を生産するソーダ社の主力工場だ。
この記事は有料記事です。
残り1569文字(全文1792文字)
毎時01分更新
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり」需要の高まり…
1月22日に発効する核兵器禁止条約について、アニメーション…
新型コロナウイルスの急速な感染拡大で各地の病床が足りなくな…