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井波律子・評 『日本の旅人 在原業平』=池田彌三郎・著

 (淡交社・2160円)

伝説に彩られた貴公子歌人の旅

 本書は、今を去ること四十六年、一九七三年に、国文学者の池田彌三郎(一九一四-一九八二)と国史学者の奈良本辰也の構想・企画にもとづいて刊行された、全十五巻のシリーズ「日本の旅人」の第一巻『在原業平 東下り』の復刻であり、著者は企画者の一人、池田彌三郎である。池田彌三郎は折口信夫門下のすぐれた国文学者であると同時に、練達の随筆家であり、いかにも銀座生まれらしい歯切れのいい語り口で、数多くの名随筆を著している。

 在原(ありわらの)業平(なりひら)(八二五-八八〇)は実在した平安前期の歌人であるが、著者が指摘す…

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