- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

どんより、じめつく参院選も20日、最終日を迎えた。今回も、見に行かねばなるまい。恒例の安倍晋三首相の東京・秋葉原の演説会だ。支持者が日の丸の旗を打ち振り、「親安倍」「反安倍」の人たちのののしり合いが響いたアキバで、令和ニッポンの立ち位置を考えた。【吉井理記/統合デジタル取材センター】
若き安倍氏の記事
安倍首相が国会議員になる前、「元代議士秘書」という肩書でメディアに登場した記事を見つけた。政治専門誌「政界往来」1991年9月号である。父・晋太郎氏の死去から3カ月後、立候補の準備に奔走していた時期である。当時、議論されていた小選挙区制に触れつつ、「公認決定のプロセスが不透明です」と、自身が立候補できるか、不安をのぞかせていた。
それから28年。今回の参院選で勝利すれば、秋には憲政史上最長の首相在任日数、という偉業に手が届く。この時のインタビュアーも若き安倍氏も、思いも及ばなかったに違いない。
この記事は有料記事です。
残り2774文字(全文3175文字)
あわせて読みたい
マイページでフォローする
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月