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第93回センバツ高校野球

第93回選抜高校野球大会の特集サイトです。3月19日から4月1日まで阪神甲子園球場での熱戦を全試合ライブ中継します。

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打撃改造の賭けで突破した三遊間 予選の苦しみ乗り越え 東芝・佐藤

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【仙台市(JR東日本東北)-川崎市(東芝)】九回裏川崎市1死一、二塁、佐藤がサヨナラの左前適時打を放つ=東京ドームで2019年7月21日、矢頭智剛撮影 拡大
【仙台市(JR東日本東北)-川崎市(東芝)】九回裏川崎市1死一、二塁、佐藤がサヨナラの左前適時打を放つ=東京ドームで2019年7月21日、矢頭智剛撮影

○川崎市・東芝3-2仙台市・JR東日本東北●(21日・東京ドーム)

 川崎市の佐藤は「思い切りのよさ」が1番打者の役割だと思っている。同点の九回1死一、二塁。仙台市・加藤の甘く入った初球を強振すると、打球は三遊間へ。飛びついた遊撃手のグラブをはじいて、決勝の左前打となった。それまで3打席で凡退していただけに「試合を決める一打になって良かった」と胸をなで下ろした。

 神奈川・慶応高2年春のセンバツは、1学年上のエース白村(現日本ハム)らとともに出場し、慶大を経て入社した5年目。ジャカルタ・アジア大会で銀メダルを獲得した昨年の社会人日本代表で主将を務め、周囲の信頼も厚い。ところが今年は不振に陥り、西関東2次予選でも出番が少なかった。

 「何とかしなくては」と、本大会開幕直前にもかかわらず、大きな賭けに出る。野球を始めた頃から続けてきた左足を上げる打撃フォームをやめた。すると打棒が上向いた。

 「予選で苦しんだ分、ドームで鬱憤を晴らしてくれると思って使った」という平馬監督の期待にバットで応えた。川崎市はこの日、先発した本格派の宮川や初戦で完投した岡野の二枚看板が注目される。「どんなにいい投手でも打たれるし、点を取らないと勝てない」と佐藤。川崎市のチーム力が光る一戦だった。【芳賀竜也】

公式サイトで無料ライブ中継

 毎日新聞では公式サイト(https://mainichi.jp/ama-baseball/kurojishi/live/)で決勝までの全試合を無料ライブ中継している。

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