メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

英月の極楽シネマ

命みじかし、恋せよ乙女 まず自分の人生を愛して

 ◆命みじかし、恋せよ乙女(2019年、独)

 元大谷大学学長の広瀬杲(たかし)は「この世に生まれてきたかぎり、出遇(あ)わねばならない、たった一人のひとがいる、それは自分自身である」との言葉を残しました。何を言ってるんだ、自分のことが分からなくてどうすると思われるかもしれません。けれど、高齢者の免許返納問題の例を挙げずとも、「私は大丈夫」と自分を分かった“つもり”になっていることは多々あります。

 映画の主人公カール(ゴロ・オイラー)もそう。妻と別れ、酒に溺れ、そのせいで娘に会えない自分は父親としても男性としても失格だと思い込んでいました。その思いに押し潰されそうになった時、思わず「助けて」と声が出ます。翌日、カールのもとをユウ(入月絢)という日本人女性が訪ねます。彼女の望みで空き家となっているカールの実家に向かうことに。そこはつらい幼少期が思い出される場所であり、亡き両親の幻影にも苦しめ…

この記事は有料記事です。

残り225文字(全文624文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新宿区、困窮者に退出促す ホテル滞在、東京都の延長知らせず

  2. 国際線運休で帰れない…関西のベトナム人技能実習生、生活困窮深刻に

  3. 「民度が違う」発言で麻生氏がさらした決定的な事実誤認とは

  4. ORICON NEWS 生田斗真&清野菜名が結婚発表「お互いを支え合いながら共にこの危機を乗り越え」

  5. 自衛隊員の「テンピン停職」知りながら…法務省、黒川氏処分の「参考にせず」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです