支えた「分かりやすい主張」「ネット情報発信」 れいわ、N国が政党要件

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当選確実の報を受け、山本太郎代表(右)と喜ぶれいわ新選組の木村英子氏=東京都千代田区で2019年7月22日午前1時15分、小川昌宏撮影
当選確実の報を受け、山本太郎代表(右)と喜ぶれいわ新選組の木村英子氏=東京都千代田区で2019年7月22日午前1時15分、小川昌宏撮影

 21日投開票の参院選では、「れいわ新選組」と「NHKから国民を守る党」(N国)の2団体が、公職選挙法や政党助成法が定める得票率2%を確保し、「政党要件」を満たした。「れいわ」は比例で得票率4.55%(約228万票)を得て2議席を獲得した。N国は22日未明に改選数50の比例の最後の枠を自民党と競り合った末に確保。約99万票で1議席を得た。比例の得票率は1.97%にとどまったが、全国に37人擁立した選挙区候補の合計得票率が3.02%に達した。

 両党を支えたのは、分かりやすい主張とネットによる情報発信だ。

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