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濃い味、うす味、街のあじ。

甲子園らしさ香るカフェ

 甲子園でイメージするのは阪神タイガース。試合がある日の甲子園球場周辺は、片手にバットやメガホンを持ったユニホーム姿のファンたちがあふれ、なんとも騒々しい。

 けれども甲子園は本来、阪神電鉄が大正時代に開いた高級住宅地だ。まだ珍しかった野球場、サッカーやラグビーの競技場、テニスコート、プールといったスポーツ施設に、遊園地や後の動物園、水族館、ホテルの一大アミューズメント施設も併設された。開発にあたり、当時の最先端であるアメリカ流のリゾート都市を目指したという。

 そんな住宅地である甲子園の中心部を歩くと、いまなお和建築の屋敷を含む邸宅を目にすることができる。

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