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風景を歩く

北山宮の寺 南朝滅亡と谷崎「吉野葛」 /和歌山

五月雨の瀧川寺=奈良県川北山村小橡で

 谷崎潤一郎が書いた小説に「吉野葛」というのがある。

 奈良県の吉野から熊野方面にかけて伝わる後南朝の伝説に興味をひかれ、それを軸に一編の物語を仮構するために、小説家の「私」が取材を兼ねて吉野の山奥を旅する話である。

 南朝の後亀山天皇が京へお還りになられ、北朝の後小松天皇に神器を譲られたことで両朝の合一がなされた。ところが、そのときに取り交わした約束事が守られないので、南朝方は怒り、北朝方(幕府方)に攻め込んで神器を奪い返した。

 その後、幕府方の執拗(しつよう)な追撃をかわし、南朝方は吉野の山奥へ逃れるのだが、そのときに奉じた…

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